「○○はダメだ」とか「~~しちゃいけない」とかマイナスな言葉はできるだけイメージしない方が良くて、自分では警告して遠ざけているつもりでもそれをイメージすることによってむしろ近づいてしまう(例えば「赤い象をイメージしないでください」って言われてももうすでに脳には赤い象がイメージされている)わけで、だから小さい子に注意するときは「うるさいよ」じゃなくて「静かにしよう」の良いイメージを指す言葉を選んだほうが良いという話はよく聞くし、”言霊”っていうから、私自身も悪いほうにモノを考えない生き方がいいなとはいつも思ってるんだけど、私はさっきスープパスタを食べるとき「こぼしちゃだめだ、絶対にこぼしちゃだめだ」と思いながら飲んでたんですよ、だけどね、こぼしちゃだめって思ってる時点でもう頭の中にはこぼれるイメージをもってしまってるんだよね、これね!だからこぼれたんだよね!!!もう、だからさ、もうこぼしちゃだめって思ってる時点でスープパスタはこぼれるんだよ!!こぼれる前からこぼれてたんだよ!そういうことだよ!!!!!!!

 

「今日からカーペットはクリームスープの匂い」 完